ロジータ（1986年生、母メロウマダング）

ロジータ（1986年5月26日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。2003年にNARグランプリ特別表彰馬を受賞した。毛色は鹿毛。種牡馬のミルジヨージ（当時11歳）と交配したメロウマダングが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）高瀬牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方13戦10勝2着2回。主な勝ち鞍は1989年の東京大賞典。

経歴

デビュー前

福島幸三郎厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（1988年）

10月7日、デビュー戦は野崎武司騎手を鞍上に据えて、3歳（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は465kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスピードビユテイに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月25日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタサンコールから3馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のカトレア特別 2組（川崎ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で野崎武司騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のレピュートに2馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

12月14日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の東京3歳優駿（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で野崎武司騎手（3戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1989年）

1月3日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野崎武司騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のクインスワローに1馬身の差をつけて3勝目を収める

2月8日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦の京浜盃（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で野崎武司騎手（5戦3勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のトウケイグランデイに半馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

4月4日、中7週で迎えた7戦目は、3歳戦の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で野崎武司騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のケイシユウマドンナに2馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。

5月10日、中4週で迎えた8戦目は、3歳戦の羽田盃（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で野崎武司騎手（7戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のトウケイグランデイに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月8日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の東京ダービー（大井ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で野崎武司騎手（8戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、2着のホクテンホルダーに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

7月12日、中4週で迎えた10戦目は、報知オールスターカップ（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で野崎武司騎手（9戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイタクジーニアスから1馬身差の2着に敗北した。

9月17日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、G3のオールカマー（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は11戦連続で野崎武司騎手（10戦7勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

11月3日、中6週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた12戦目は、3歳戦の東京王冠賞（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で野崎武司騎手（11戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトウケイグランデイに1馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。

11月26日、中2週で迎えた13戦目は、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は13戦連続で野崎武司騎手（12戦8勝）。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では全く伸びず15着に終わった。

12月29日、中4週で迎えた14戦目は、東京大賞典（大井ダート2800m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で野崎武司騎手（13戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスイフトセイダイに4馬身の差をつけて優勝

4歳（1990年）

2月12日、中5週で迎えた15戦目は、川崎記念（川崎ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で野崎武司騎手（14戦9勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のダービーラウンドに8馬身の差をつけて10勝目を達成した。