ドゥスラッガー（1995年生、母クリアーウエイ）

ドゥスラッガー（1995年6月29日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のフアストセンプウ（当時17歳）と交配したクリアーウエイが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は沼島信博。戦績は、地方38戦12勝2着3回。主な勝ち鞍は1999年の玄海賞(アラ系4歳以上B1 B2)。

経歴

デビュー前

村上実厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（1997年）

8月2日、デビュー戦は村上忍騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のラストボーイに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月23日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアラブジュニアカップ（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

9月6日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳A（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳A（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（1998年）

8月13日、約11か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマゲンウルトラに3馬身の差をつけて久しぶりの一戦を制した。

8月16日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、アラ系一般C2（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のイワミダイドウに1馬身の差をつけて3勝目を収める

9月12日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアイノスキーに1馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

9月20日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で有馬澄男騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のアイノスキーに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月7日、中6週で迎えた9戦目は、古川哲也騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ワンダーヒロタケに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月16日、連闘で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上C1 C2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のピュアーに2馬身の差をつけて6勝目を手にした。

11月28日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川哲也騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のピュアーに1馬身半の差をつけて7勝目を挙げた。

12月12日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川哲也騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイヤエトワールに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4歳（1999年）

1月4日、中2週で迎えた13戦目は、有明賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古川哲也騎手（4戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカケノメガミに4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月20日、中6週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で古川哲也騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のワンダーチケットを半馬身振り切って勝利をモノにする

3月1日、連闘で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で古川哲也騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るマツノキングを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って10勝目を達成した。

3月15日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で古川哲也騎手（7戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパラダイスダンスを捕まえ切れず、ハナ差の2着に甘んじた。

4月18日、中4週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で古川哲也騎手（8戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のシナノイーグルを半馬身振り切って勝利数を11に伸ばす

5月2日、中1週で迎えた18戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で古川哲也騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた19戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のナイススターローンに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月27日、中5週で迎えた20戦目は、三小田幸人騎手を鞍上に迎えて、不知火賞（佐賀ダート1800m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた21戦目は、不知火賞（佐賀ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた22戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた23戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

9月4日、中3週で迎えた24戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた25戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/稍重）に出走。鞍上は三小田幸人騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

10月16日、中3週で迎えた26戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（4戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバテてしまい5着に敗れた。

11月6日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた28戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた29戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は失速してしまい10着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた30戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はバテてしまい10着に敗れた。

12月31日、中1週で迎えた31戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は亀井洋司騎手（8戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に終わった。

5歳（2000年）

1月9日、連闘で迎えた32戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で亀井洋司騎手（9戦1勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた33戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で亀井洋司騎手（10戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず10着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた34戦目は、玄海賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で亀井洋司騎手（11戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

4月2日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた35戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、福岡県飛梅賞（中津ダート1760m 曇/稍重）に出走。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月7日、中4週で迎えた36戦目は、周防灘賞（中津ダート1760m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川浩文騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた37戦目は、周防灘賞（中津ダート1760m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川浩文騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月11日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた38戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、周防灘賞（中津ダート1760m 雨/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。