バイモ（2006年生、母レンボ）

バイモ（2006年3月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「貝母（アミガサユリの漢名）」。毛色は鹿毛。種牡馬のナリタトップロード（当時10歳）と交配したレンボが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方38戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の一般C2四。

経歴

デビュー前

池上昌弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

6月7日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は468kg。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

8月3日、中7週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた2戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた3戦目は、3歳C2四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた4戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月20日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコスモフィオラを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。

9月26日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

11月21日、中7週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた8戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

11月28日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた9戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた10戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

12月27日、中1週で迎えた11戦目は、板垣吉則騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

4歳（2010年）

1月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で板垣吉則騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

3月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で板垣吉則騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2十九（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で板垣吉則騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったコンゴウフクフクに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月17日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で板垣吉則騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、メディアトウショウにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月3日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた16戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で板垣吉則騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るモエレブラッキーを上がり2位の末脚でハナ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

5月17日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって6着に敗れた。

5月23日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は板垣吉則騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

6月7日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた19戦目は、一般C2四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

6月14日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は小林俊彦騎手（7戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（8戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

7月5日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2四（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（9戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアキノリーダーに1馬身1/4の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月17日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小林俊彦騎手（10戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

8月2日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小林俊彦騎手（11戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり3着に敗れた。

8月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小林俊彦騎手（12戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って5着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で小林俊彦騎手（13戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

9月13日、中1週で迎えた27戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で小林俊彦騎手（14戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず6着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた28戦目は、大阪大将賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小林俊彦騎手（15戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

10月3日、連闘で迎えた29戦目は、天台の湯レース（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

11月1日、中1週で迎えた31戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るリュウノグローリアを鮮やかな末脚でクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

11月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

11月23日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた34戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

5歳（2011年）

1月10日、中4週で迎えた35戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

5月16日、約4か月の休み明けで迎えた36戦目は、がんばろう仙台（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（10戦1勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた38戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（11戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（12戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。