オーバーフェンス（2010年生、母コローレアランチョ）

オーバーフェンス（2010年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフォーティナイナーズサン（当時9歳）と交配したコローレアランチョが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は澤井義一。戦績は、地方27戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の3歳以上C4-6。

経歴

デビュー前

1歳のとき、沢井義一から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

佐藤英明厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2013年）

8月7日、デビュー戦は秋田大助騎手を鞍上に据えて、3歳以上C4-9（門別ダート1000m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。馬体重は470kg。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳以上C4-9（門別ダート1000m 雨/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上C4-8（門別ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で秋田大助騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に敗れた。

9月18日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上C4-8（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で秋田大助騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したシーイズザスターを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

10月2日、中1週で迎えた5戦目は、3歳以上C4-9（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で秋田大助騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のラブメデューサに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月29日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、3歳以上C4-8（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で秋田大助騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、3着に終わった。

4歳（2014年）

4月24日、約6か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で秋田大助騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入った。

5月6日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で秋田大助騎手（7戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るスイートサクラを驚異的な末脚でハナ差だけ差し切って制した。

5月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で秋田大助騎手（8戦2勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

6月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で秋田大助騎手（9戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた11戦目は、サラブレッドロード新冠賞（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で秋田大助騎手（10戦2勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に終わった。

7月9日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で秋田大助騎手（11戦2勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

9月10日、中8週で迎えた13戦目は、静内ライオンズクラブ賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で秋田大助騎手（12戦2勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

10月8日、中3週で迎えた14戦目は、浦河町五色渓谷賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で秋田大助騎手（13戦2勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で秋田大助騎手（14戦2勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

5歳（2015年）

4月29日、約6か月半の休み明けで迎えた16戦目は、親子岩賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で秋田大助騎手（15戦2勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったポッシブルドリームに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月13日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は17戦連続で秋田大助騎手（16戦2勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

5月27日、中1週で迎えた18戦目は、新冠町判官館森林公園賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で秋田大助騎手（17戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって9着に敗れた。

6月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で秋田大助騎手（18戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

6月17日、連闘で迎えた20戦目は、清畠賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で秋田大助騎手（19戦2勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は21戦連続で秋田大助騎手（20戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は22戦連続で秋田大助騎手（21戦2勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

7月30日、連闘で迎えた23戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1600m 内回り曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は秋田大助騎手（22戦2勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた25戦目は、北海道消防大会賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（23戦2勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

10月21日、中7週で馬体重を前走から26kg増やして迎えた26戦目は、庫富賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋田大助騎手（24戦2勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で秋田大助騎手（25戦2勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。