テンエイエンジェル（2001年生、母ストロングダーク）

テンエイエンジェル（2001年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋天使」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時13歳）と交配したストロングダークが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は早田牧場新冠支場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方14戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

高橋義博厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

8月16日、デビュー戦は大庭和弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は394kg。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り小雨/重）に出走。17頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

11月8日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

12月6日、中3週で迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり最後はゼルコバワンと並んで11着同着となった。

3歳（2004年）

2月15日、中9週で迎えた5戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた6戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

4月10日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に終わった。

6月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

8月6日、中5週で迎えた9戦目は、三井健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で三井健一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた11戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、一般C5ホ（宇都宮ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったラトナラジュから1馬身差の2着に敗北した。

9月19日、中1週で迎えた12戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三井健一騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月16日、中3週で迎えた13戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は内田利雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったノムラシガーから1馬身半差の2着となった。

11月1日、中1週で迎えた14戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ C5イ（宇都宮ダート1300m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた15戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は内田利雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月4日、中2週で迎えた16戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後はモエロと並んで7着同着となった。

12月31日、中3週で迎えた17戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 雪/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（2005年）

1月10日、中0週で迎えた18戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は三井健一騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた19戦目は、一般C5イ（宇都宮ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は鈴木正騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木正騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた21戦目は、一般C5（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は三井健一騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。4着を確保した。

3月12日、中2週で迎えた22戦目は、杉並木賞（宇都宮ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三井健一騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。