グラスレディー（2003年生、母ツキノレディー）

グラスレディー（2003年5月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋淑女」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のチーフベアハート（当時10歳）と交配したツキノレディーが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）タツヤファーム。戦績は、中央平地2戦0勝2着1回、地方22戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

保田一隆厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2006年）

2月11日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったタママリアに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月28日、約8か月半の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

12月30日、中8週で迎えた3戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

4歳（2007年）

1月15日、中1週で迎えた4戦目は、リヴェール（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

3月25日、中9週で迎えた5戦目は、一般B3 C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた6戦目は、一般B3 C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サーストンラウンドに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4月21日、中1週で迎えた7戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた9戦目は、リヴェール（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般B3（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

8月15日、中9週で馬体重を前走から23kg減らして迎えた11戦目は、JA岩手ふるさとひとめぼれ杯（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

9月9日、中3週で馬体重を前走から21kg戻して迎えた12戦目は、一般B3四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（8戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

9月30日、中2週で迎えた13戦目は、一般B3二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（9戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた14戦目は、一般B3三（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（10戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて9着に終わった。

11月10日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、一般B3三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で斎藤雄一騎手（11戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバテてしまい5着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般B3四（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で斎藤雄一騎手（12戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般B3四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で斎藤雄一騎手（13戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

12月29日、中2週で迎えた18戦目は、一般B3四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で斎藤雄一騎手（14戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シルクセレクションに半馬身交わされて2着となった。

5歳（2008年）

3月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、一般B2二（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で斎藤雄一騎手（15戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2二（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で斎藤雄一騎手（16戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり7着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2二（水沢ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で斎藤雄一騎手（17戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

6月30日、中9週で馬体重を前走から30kg増やして迎えた22戦目は、一般B2三（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で斎藤雄一騎手（18戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた23戦目は、盛岡御所湖まつりレース（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で斎藤雄一騎手（19戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

9月8日、中5週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた24戦目は、十和田市秋まつりレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で斎藤雄一騎手（20戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。