インパット（2013年生、母オルカインパルス）

インパット（2013年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「衝撃（伊）。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のコンデュイット（当時8歳）と交配したオルカインパルスが19歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方18戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2016年の新食感!岩手・盛岡純米めん賞。

経歴

デビュー前

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

12月26日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。18頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

3歳（2016年）

1月30日、中4週で迎えた2戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

2月27日、連闘で迎えた4戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で大外18番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ伸び切れず15着に終わった。

4月11日、中5週で迎えた5戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったミサエサンに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

4月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2一（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた7戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオオヤマザクラまつり賞（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

5月22日、中2週で迎えた8戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るファンシークイーンをアタマ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

5月29日、連闘で迎えた9戦目は、3歳地方重賞のサファイア賞（盛岡芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳C1一（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた11戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦のダリア賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦の三陸・大船渡夏まつり賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の新食感!岩手・盛岡純米めん賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本剛志騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のサムライに1馬身3/4の差をつけて2勝目を手に入れた。

8月22日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で松本剛志騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で松本剛志騎手（5戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったコウギョウドライヴに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

9月4日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で松本剛志騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた18戦目は、希望郷いわて国体開催記念金ケ崎町賞（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は阿部英俊騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

9月26日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったシンキングカミユに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

10月3日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサインズストームに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月10日、連闘で迎えた21戦目は、盛岡愛馬の会賞（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、鮮やかな末脚を弾けさせて、最後は2着のニットウソレイユに1馬身の差をつけて3勝目を収める

11月5日、中3週で迎えた22戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、一般C1九（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。