エテルネル（2020年生、母デュナミス）

Eternel

2020.01.25

エテルネル（2020年1月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「永遠の(仏)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のTalismanic（当時7歳）と交配したデュナミスが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(未勝利 牝)。

経歴

デビュー前

池上昌和厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

7月17日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（福島芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に終わった。

10月22日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮闘したが、メリオルヴィータにハナ差交わされて2着となった。

11月12日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

3歳（2023年）

4月29日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川裕紀人騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮戦したが、アンジュールに半馬身交わされて2着に敗北した。

5月21日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳戦の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石川裕紀人騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のドナルビーに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラスの3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石川裕紀人騎手（4戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4歳（2024年）

2月4日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

3月16日、中5週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

4月27日、中5週で迎えた9戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

11月24日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は石川裕紀人騎手（5戦1勝）。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた11戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

5歳（2025年）

2月12日、中8週で迎えた12戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、早春スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、抜け出したジョナゴールドにクビ差届かず2着に甘んじた。

3月13日、中3週で迎えた13戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、若葉スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のナイトロに1馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。