タガノアバンドーネ（2023年生、母タガノディーバ）

タガノアバンドーネ（2023年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+感情のおもむくままに(仏)」。毛色は栗毛。種牡馬のモズアスコット（当時9歳）と交配したタガノディーバが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八木牧場。主な勝ち鞍は2025年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2025年）

6月22日、デビュー戦は角田大和騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は478kg。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

9月21日、約3か月の休み明けで迎えた2戦目は、吉村誠之助騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のワンダフルデイズに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月2日、中5週で迎えた3戦目は、2歳1勝クラスのもちの木賞（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村誠之助騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入った。