ブリリアントアイ（1994年生、母ブリリアントカット）

Brilliant Eye

1994.03.01

ブリリアントアイ（1994年3月1日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトニービン（当時11歳）と交配したブリリアントカットが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地14戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

3月9日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

4月6日、中3週で迎えた2戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝1800m 雨/不良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい14着に敗れた。

4月26日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したウメノダンサーを差し切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月24日、中3週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

7月13日、中4週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

9月7日、中7週で迎えた7戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのある末脚を発揮し、3着に入った。

10月5日、中1週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたウォルトンコア決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

10月18日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆徳騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

4歳（1998年）

3月21日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた12戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた13戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

4月19日、中1週で迎えた14戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に敗れた。