ハクアイジュピター（2020年生、母マカロンドナンシー）

Hakuai Jupiter

2020.03.31

ハクアイジュピター（2020年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+ローマ神話の主神」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時11歳）と交配したマカロンドナンシーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中神牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、富田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、H.Iコーポレーションによって1,155万円で落札された。

松永昌博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

10月22日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた2戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

11月19日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で今村聖奈騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた4戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着を確保した。

3歳（2023年）

2月5日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小沢大仁騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

4月26日、中8週で迎えた7戦目は、3歳戦の春和特別（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小沢大仁騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったアイヤナに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5月14日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で小沢大仁騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

6月10日、中3週で迎えた9戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、富田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、H.Iコーポレーションによって1,155万円で落札された。

中道啓二厩舎（大井）へ入厩。

7月12日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。8頭立ての10番ゲートからスタート。競走除外となった。

8月4日、中7週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた10戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったルフレーヴに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

8月16日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた12戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り 曇/重）に出走。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のウイントルヴェールに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月2日、中3週で迎えた13戦目は、一般C1八九十（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

11月3日、中4週で迎えた14戦目は、ほうおう座特別（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦1勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

11月13日、中0週で迎えた15戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、イエロー・パロット賞（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では瞬発力に富んだ末脚を披露したが、4着に終わった。

デビュー前

1歳のとき、富田牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、H.Iコーポレーションによって1,155万円で落札された。

中道啓二厩舎（大井）へ入厩。

12月9日、中3週で迎えた16戦目は、C1八 九 十（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は達城龍次騎手（3戦1勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた17戦目は、一般C1七八九（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（4戦1勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。