シャドウワルツ（1996年生、母サドーダンサー）

Shadow Waltz

1996.04.06

シャドウワルツ（1996年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時9歳）と交配したサドーダンサーが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中前牧場。戦績は、中央平地13戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

後藤由之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

10月2日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

10月31日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた3戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。

12月12日、中3週で迎えた4戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したダイヤモンドピアスを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

12月18日、連闘で迎えた5戦目は、4歳以上500万下の甘木特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木芳之騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で17番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく14着に敗れた。

4歳（2000年）

2月5日、中6週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で青木芳之騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

2月12日、連闘で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で青木芳之騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入った。

3月11日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

6月19日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた9戦目は、F.サンチェス騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始9番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮したが、5着に終わった。

7月23日、中4週で迎えた10戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、3着に入った。

7月30日、連闘で迎えた11戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の長万部特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では今一つ伸び切れず14着に敗れた。

8月20日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上900万下の羊ヶ丘特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた13戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマグナーテンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。