ティンバーウルフ（2007年生、母オリエントカラー）

ティンバーウルフ（2007年3月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「森林オオカミ。父父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のアドマイヤドン（当時8歳）と交配したオリエントカラーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）大原ファーム。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害22戦1勝2着3回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2013年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

11月14日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1300m 曇/不良）に出走。馬体重は414kg。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

12月12日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

3歳（2010年）

5月16日、約5か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

6月26日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤浩輝騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

7月28日、中4週で迎えた5戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のヒヤデス特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

8月29日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は後藤浩輝騎手（4戦0勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

9月25日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

11月21日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（2011年）

1月29日、中9週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた9戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

2月13日、中1週で迎えた10戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は平沢健治騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月14日、中9週で迎えた12戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5歳（2012年）

4月28日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

5月26日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月7日、中5週で迎えた15戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 雨/不良）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴーゴーシュンスケから8馬身差の2着となった。

7月29日、中2週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で江田勇亮騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月22日、中3週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で江田勇亮騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月18日、中7週で迎えた19戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったジュヌドラゴンから3馬身半差の2着となった。

12月9日、中2週で迎えた20戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

6歳（2013年）

1月6日、中3週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月26日、中2週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で江田勇亮騎手（6戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で江田勇亮騎手（7戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったボンバルディエーレから3馬身差の2着に敗北した。

3月9日、中3週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で江田勇亮騎手（8戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルエルヴェルに3/4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月18日、中9週で迎えた25戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で江田勇亮騎手（9戦1勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

6月22日、中4週で迎えた26戦目は、J・G3の東京ジャンプステークス（東京障害芝3110m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は大江原圭騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。13着に終わった。

8月4日、中5週で迎えた27戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。13着に終わった。

7歳（2014年）

7月5日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた28戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 曇/重）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（10戦1勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた29戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。