シヤロンフレンド（1998年生、母メンコイチドリ）

シヤロンフレンド（1998年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のナイスフレンド（当時7歳）と交配したメンコイチドリが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は木村牧場。戦績は、地方34戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、木村牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、広松金次によって525万円で落札された。

山田勇厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2000年）

6月24日、デビュー戦は川野幸治騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は461kg。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた2戦目は、永尾正則騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシゲノヨシゼンを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

8月6日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永尾正則騎手（1戦0勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた4戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

10月29日、中9週で迎えた5戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

3歳（2001年）

5月3日、約6か月の休み明けで迎えた6戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は川野幸治騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

6月3日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は北村欣也騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月18日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のボールドロマンに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月7日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で北村欣也騎手（4戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で北村欣也騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のシゲルサターンをハナ差振り切って勝利を手中に収めた。

9月3日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で北村欣也騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

10月27日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた13戦目は、井上悦児騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のボールドフージンを半馬身振り切って3勝目をゲットした。

11月3日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で井上悦児騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

12月1日、中3週で迎えた15戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で井上悦児騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シュウユウボーイに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

12月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、アラ系3歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で井上悦児騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

4歳（2002年）

1月2日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で井上悦児騎手（4戦1勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で井上悦児騎手（5戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は北村欣也騎手（7戦2勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシゲルシュンソクを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

2月19日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（8戦3勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で北村欣也騎手（9戦3勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

3月20日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた22戦目は、アラ系3歳以上B2 B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永尾正則騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず4着に終わった。

5月3日、中5週で迎えた23戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は北村欣也騎手（10戦3勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた24戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村欣也騎手（11戦3勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

6月23日、中5週で迎えた25戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月30日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で黒川知弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた27戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で黒川知弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた28戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた29戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月14日、中3週で迎えた30戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月23日、連闘で馬体重を前走から11kg増やして迎えた31戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は黒川知弘騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた32戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 曇/良）に出走。鞍上は藤本三郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトップスプリンターに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月17日、中2週で迎えた34戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤本三郎騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。