アモーレマテルノ（2007年生、母ダンスフォージョーイ）

アモーレマテルノ（2007年5月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「母性愛（伊）」。毛色は鹿毛。種牡馬のファンタスティックライト（当時11歳）と交配したダンスフォージョーイが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方13戦0勝。

経歴

デビュー前

10歳のとき、CHEVALATTACHEから「冬季ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

ローレルクラブにて総額800万円（4万×200口）で一口馬主が募集された。

河野通文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

11月21日、デビュー戦は武英智騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は432kg。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた2戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に終わった。

3歳（2010年）

2月6日、中6週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1800m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は武英智騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

3月13日、中4週で迎えた4戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

5月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1300m 曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したカネトシショコラを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

6月13日、中1週で迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

7月10日、中3週で迎えた7戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/重）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

8月19日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金の弩標賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

10月23日、中8週で迎えた9戦目は、脇本一幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定のハンデ戦の一般C2 C3（大井ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた10戦目は、中村尚平騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五十六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

12月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、石川駿介騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四十五（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

4歳（2011年）

1月21日、中6週で迎えた12戦目は、一般C2十一十二（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川駿介騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露したが、4着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2十五十六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川駿介騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

2月17日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2十 11イ（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で石川駿介騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

3月10日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石川駿介騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

4月19日、中5週で迎えた16戦目は、山崎良騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた17戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1200m 雨/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた18戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

6月30日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山崎良騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎良騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。