エスティウインザー（1995年生、母マルトヨピース）

S.T.Windsor

1995.03.16

エスティウインザー（1995年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のウインザーノット（当時15歳）と交配したマルトヨピースが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は湯浅 一夫。戦績は、地方8戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の一般C3六ア。

経歴

デビュー前

阪本一栄厩舎（大井）へ入厩。

3歳（1998年）

7月26日、デビュー戦は佐藤祐樹騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。馬体重は480kg。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

8月10日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤祐樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

4歳（1999年）

3月15日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた3戦目は、5歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤祐樹騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

4月26日、中5週で迎えた4戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤祐樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のレイクバラードに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月24日、中3週で迎えた5戦目は、一般C3十（船橋ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤祐樹騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

6月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、一般C3六ア（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤祐樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、平均ペースで馬群を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のヒカリテスコに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

7月28日、中5週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、一般C3四イ（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤祐樹騎手（6戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、伸びてきたワイルドブライト決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

8月19日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤祐樹騎手（7戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。