メイフィールド（2007年生、母コムフレイ）

メイフィールド（2007年2月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋草原、戦場」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイガーヒル（当時12歳）と交配したコムフレイが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、中央平地11戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2010年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ダーレー・ジャパンから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、丸沼千明牧場によって1,680万円で落札された。

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

10月24日、デビュー戦は宮崎北斗騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

3歳（2010年）

1月30日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

3月7日、中4週で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた4戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオーダーラッシュに1馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

5月8日、中3週で迎えた6戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた7戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1300m 雨/重）に出走。15頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

12月25日、約7か月の休養明けで迎えた8戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

4歳（2011年）

2月5日、中5週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

4月19日、中9週で迎えた10戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、能登金剛賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

11月20日、約7か月の休養明けで迎えた11戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1200m 小雨/不良）に出走。鞍上は宮崎北斗騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

12月24日、中4週で迎えた12戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。