ワンフォーオール（1991年生、母リーデイングラス）

経歴

デビュー前

前田禎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

6月12日、デビュー戦は水野貴広騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は520kg。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に終わった。

7月17日、中2週で迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオギタイガをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

8月6日、中2週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

9月17日、中5週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（2戦1勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

10月9日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で蛯名正義騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた7戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のノムラシリウスを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

11月13日、中2週で迎えた8戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上900万下の美浦特別（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

4歳（1995年）

1月7日、中4週で迎えた10戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の初茜賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のリズムクリアーをハナ差振り切って3勝目を奪取した。

1月29日、中2週で迎えた11戦目は、白嶺ステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦1勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた12戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、テレビ山梨杯（東京芝1400m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

4月2日、中6週で迎えた13戦目は、ハンデ戦の船橋ステークス（中山芝1800m 晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

9月9日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた14戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、ながつきステークス（中山芝2000m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上900万下の赤富士賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

10月29日、中2週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の紅葉特別（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

6歳（1997年）

2月8日、約15か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、5歳以上900万下の早春賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の館山特別（中山芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下の千葉日報杯（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は田中勝春騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた21戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で5歳以上900万下の金峰山特別（東京芝1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。