ニシノドスカラス（2006年生、母ムーンマスカレイド）

ニシノドスカラス（2006年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋プロレスラー名より。兄マスカラスより連想」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時21歳）と交配したムーンマスカレイドが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方22戦1勝。主な勝ち鞍は2010年の一般C2八。

経歴

デビュー前

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

7月19日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/不良）に出走。馬体重は506kg。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

8月30日、中5週で迎えた2戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。

9月20日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた3戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に終わった。

9月26日、連闘で迎えた4戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

10月3日、連闘で迎えた5戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

10月17日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

10月24日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で沢田盛夫利騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2十二（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で沢田盛夫利騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた10戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に終わった。

12月5日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた12戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

12月19日、中1週で馬体重を前走から26kg戻して迎えた13戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

12月27日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（9戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

4歳（2010年）

1月2日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（10戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

1月9日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（11戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず9着に終わった。

3月20日、中9週で迎えた17戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（12戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2十九（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で沢田盛夫利騎手（13戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

4月11日、連闘で迎えた19戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2十九（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

4月17日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2二十（水沢ダート1300m 小雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

4月24日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るノリノリを上がり2位タイの末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

5月4日、中0週で迎えた22戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

5月9日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に敗れた。

5月16日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。