テイエムダイアナ（2006年生、母テイエムピンキー）

テイエムダイアナ（2006年4月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋月の女神（ローマ神話）」。毛色は鹿毛。種牡馬のテイエムサンデー（当時10歳）と交配したテイエムピンキーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は川越ファーム。戦績は、中央平地14戦0勝2着1回、中央障害7戦1勝。主な勝ち鞍は2010年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

8月10日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

8月31日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

9月27日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた4戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり11着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったケンブリッジエルに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

11月29日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（4戦0勝）。17頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

12月20日、中2週で迎えた7戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

3歳（2009年）

1月17日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は小牧太騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず14着に敗れた。

2月7日、中2週で迎えた9戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい8着に終わった。

3月1日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

7月12日、約4か月半の休み明けで迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（7戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。18頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、緩みのないペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず7着に敗れた。

10月17日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた15戦目は、高井彰大騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月8日、中2週で迎えた16戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は高井彰大騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2010年）

1月17日、中5週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で高井彰大騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

2月14日、中3週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2930m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で高井彰大騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のスプリングカエサルに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月21日、中4週で迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で高井彰大騎手（4戦1勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた21戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で高井彰大騎手（5戦1勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。