クリスタルシップ（2012年生、母クリスタルフローラ）

クリスタルシップ（2012年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「水晶の船」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時19歳）と交配したクリスタルフローラが15歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は吉田牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、吉田牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、小林英一によって283.5万円で落札された。

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2014年）

7月6日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

3歳（2015年）

3月5日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のマーチフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた3戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。前に出て、非常に遅いペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

4月18日、中2週で迎えた4戦目は、伊藤工真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた5戦目は、杉原誠人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

6月20日、中5週で迎えた6戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後は脚色が衰えて15着に終わった。

8月9日、中6週で迎えた7戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではいいところがなく17着に終わった。