ティフォーザ（2018年生、母サッカーマム）

ティフォーザ（2018年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「サッカーの熱狂的なファンの女性グループ(伊)」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス（当時7歳）と交配したサッカーマムが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はケイアイファーム。主な勝ち鞍は2020年の2歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

ロードサラブレッドオーナーズにて総額2,500万円（5万×500口）で一口馬主が募集された。

安田隆行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

11月28日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は412kg。17頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では息長く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のエニシノウタをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2021年）

3月27日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳1勝クラス（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

6月26日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた3戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝1400m 小雨/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた4戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 曇/良）に49kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて10着に敗れた。

4歳（2022年）

1月9日、約6か月の休養明けで迎えた5戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、超スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい16着に終わった。

4月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は角田大和騎手（1戦0勝）。17頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって15着に終わった。

7月30日、約4か月の休養明けで迎えた7戦目は、角田大河騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月19日、中6週で迎えた8戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1200m 曇/不良）に出走。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

10月29日、中5週で迎えた9戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。4着に入った。

11月20日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚にキレが無く13着に終わった。

5歳（2023年）

5月6日、約5か月半の休養明けで迎えた11戦目は、4歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤新騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラスの飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤新騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。12着に終わった。

8月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの驀進特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。17頭立ての17番人気で5番ゲートからスタート。16着に終わった。

10月15日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。13着に終わった。

11月19日、中4週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は中井裕二騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

6歳（2024年）

3月24日、約4か月の休み明けで迎えた16戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝1200m 小雨/重）に出走。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

2024年3月28日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。