レイニング（2022年生、母クルミナル）

レイニング（2022年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「君臨する。頂点に君臨することを願って。母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のサートゥルナーリア（当時6歳）と交配したクルミナルが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

11月3日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のエルモフィオーレに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2025年）

5月4日、約6か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳オープンのプリンシパルステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい13着に敗れた。

8月23日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月25日、中8週で迎えた4戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝2000m 雨/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のリポサンテに1馬身の差をつけて優勝

11月30日、中4週で迎えた5戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスのオリエンタル賞（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のボウウィンドウを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。