ポルポラジール（2021年生、母タオヤメ）

Porpora Ziel

2021.03.31

ポルポラジール（2021年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「紫の(伊)+魂(オランダ語)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時18歳）と交配したタオヤメが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は辻 牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

新谷功一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

8月26日、デビュー戦はU.リスポリ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた2戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

12月17日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井瑠星騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のアーマルコライトを半馬身振り切って未勝利戦を制した。

3歳（2024年）

3月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた4戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。6頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、リードを2馬身以上保って、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハビレに交わされて1馬身差の2着となった。

3月30日、中3週で迎えた5戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では逸出した伸び脚で猛進したが、テンカジョウに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。