タカイチポケット（2008年生、母スイートシェール）

Takaichi Pocket

2008.04.30

タカイチポケット（2008年4月30日）は、日本の競走馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時10歳）と交配したスイートシェールが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、地方9戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

薮口一麻厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2011年）

10月21日、デビュー戦は高橋哲也騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は457kg。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したヤワタフェローを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

11月25日、中4週で迎えた2戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るトーセンファミリアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月6日、中1週で迎えた3戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、5着に終わった。

12月20日、中1週で迎えた4戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したムートにクビ差届かず2着に甘んじた。

4歳（2012年）

1月6日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた6戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

2月20日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

3月19日、中3週で迎えた8戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のコパノストームに1馬身半の差をつけて優勝

4月6日、中2週で迎えた9戦目は、風見博之57th!今夜も乾杯記念（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉留孝司騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。