シャーマン（1986年生、母スプリングプリーズ）
Sherman
1986.04.04
シャーマン（1986年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のタイガートウザイ（当時6歳）と交配したスプリングプリーズが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は沖田 忠幸。戦績は、中央平地17戦1勝2着3回、地方37戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は1989年のアラ系4歳未勝利。
経歴
デビュー前
鈴木勝美厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1988年）
6月25日、デビュー戦は吉沢宗一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は410kg。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。
7月9日、中1週で迎えた2戦目は、牧之瀬幸夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。5頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず5着に終わった。
7月23日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/重）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。
8月14日、中2週で迎えた4戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。
10月15日、中8週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。
11月13日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
12月18日、中4週で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は藤原英幸騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したサンライトローザを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。
3歳（1989年）
1月22日、中4週で迎えた8戦目は、アラ系4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアサカカルチャーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。
2月4日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤原英幸騎手（4戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではきっちりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のマツシーザーを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。
2月19日、中1週で迎えた10戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上300万下（小倉芝1800m 曇/重）に55kgの斤量を背負って出走。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。
3月11日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上300万下のアラブ特別（中京ダート1700m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。
3月25日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上300万下（中京ダート1000m 晴/不良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で蓑田早人騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
4月22日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、アラ系4歳以上300万下（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は藤原英幸騎手（5戦1勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。
5月6日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上300万下（新潟芝2000m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原英幸騎手（6戦1勝）。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。
5月20日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上300万下（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったマサツラに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。
6月11日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系4歳以上300万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は蓑田早人騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。
6月25日、中1週で迎えた17戦目は、塚越一弘騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上700万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。
8月13日、中6週で迎えた18戦目は、伊藤強一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。
8月27日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤強一騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
9月10日、中1週で迎えた20戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
10月3日、中2週で迎えた21戦目は、今井孝一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ニ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月24日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系一般C1ホ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村井栄治騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C1ホ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は伊藤強一騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカワシから2馬身差の2着となった。
11月23日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C1ホ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤強一騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。
12月18日、中3週で迎えた25戦目は、アラ系一般C1ヘ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤強一騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったリキタカラから1馬身差の2着に敗北した。
4歳（1990年）
1月1日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般C1ヘ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で伊藤強一騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。
1月13日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般C1ホ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤強一騎手（6戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエルフラツトに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
1月23日、中0週で迎えた28戦目は、アラ系一般C1イ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で伊藤強一騎手（7戦1勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月8日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今井孝一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月22日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は伊藤強一騎手（8戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。
3月8日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤強一騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後はフワノライデンと並んで6着同着となった。
4月3日、中3週で迎えた32戦目は、アラ系一般C1ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村井栄治騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
4月22日、中2週で迎えた33戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村井栄治騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルトヨタールから1馬身差の2着となった。
5月16日、中2週で迎えた34戦目は、アラ系一般C1ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村井栄治騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。
5月30日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系一般C1ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村井栄治騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
6月14日、中1週で迎えた36戦目は、アラ系一般C1ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤強一騎手（10戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。
7月9日、中3週で迎えた37戦目は、アラ系一般C1ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村井栄治騎手（6戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
7月25日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系一般C1ニ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は今井孝一騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月12日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた39戦目は、アラ系一般C1ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村井栄治騎手（7戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月2日、中2週で迎えた40戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村井栄治騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月23日、中2週で迎えた41戦目は、アラ系一般C2ニ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で村井栄治騎手（9戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月6日、中1週で迎えた42戦目は、アラ系一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は伊藤強一騎手（11戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
12月16日、中5週で迎えた43戦目は、アラ系一般C2ニ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤強一騎手（12戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
5歳（1991年）
1月11日、中3週で迎えた44戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は村井栄治騎手（10戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。
1月25日、中1週で迎えた45戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は伊藤強一騎手（13戦1勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月7日、中1週で迎えた46戦目は、アラ系一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村井栄治騎手（11戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。
4月4日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた47戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は伊藤強一騎手（14戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったハリケンビウテイから3馬身差の2着となった。
4月24日、中2週で迎えた48戦目は、アラ系一般C2ニ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村井栄治騎手（12戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったジユアントツプからクビ差の2着に甘んじた。
5月14日、中2週で迎えた49戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村井栄治騎手（13戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月29日、中1週で迎えた50戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村井栄治騎手（14戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。
6月11日、中1週で迎えた51戦目は、アラ系一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で村井栄治騎手（15戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月8日、中3週で迎えた52戦目は、アラ系一般C2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村井栄治騎手（16戦0勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月23日、中1週で迎えた53戦目は、アラ系一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今井孝一騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月1日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた54戦目は、アラ系一般C2ニ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は村井栄治騎手（17戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。