カウンターセブン（2022年生、母オールフラッグズフライング）

カウンターセブン（2022年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「カウンター+7人の仲間」。毛色は鹿毛。種牡馬のロジャーバローズ（当時6歳）と交配したオールフラッグズフライングが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は飛野牧場。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飛野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

村田一誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

8月3日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、勝ったカワキタマナレアにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

8月24日、中2週で迎えた2戦目は、J.モレイラ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、伸びてきたロードヴェルト決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

9月15日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は横山武史騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

11月3日、中6週で迎えた4戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力十分の伸びを見せたが、勝ったヒラボクカレラにねじ伏せられて2馬身半差の2着に敗北した。

11月17日、中1週で迎えた5戦目は、H.H.ドイル騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた7戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入った。

3歳（2025年）

1月25日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

3月23日、中7週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

4月20日、中3週で迎えた10戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、マックアルイーンに交わされて2馬身半差の2着となった。

4月26日、連闘で迎えた11戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして抜け出し、最後は2着のアンビシャスヨシノに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月24日、中3週で迎えた12戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのはやぶさ賞（新潟芝1000m 小雨/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月7日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

10月18日、中5週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟芝1000m 小雨/良）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に敗れた。