ウインアチーヴ（2020年生、母コスモマーベラス）

ウインアチーヴ（2020年5月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+達成する、成就する」。毛色は鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時10歳）と交配したコスモマーベラスが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はコスモヴューファーム。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

水野貴広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

12月18日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

3歳（2023年）

2月19日、中8週で迎えた2戦目は、T.バシュロ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

4月23日、中8週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、抜け出したキャリーハピネスにクビ差届かず2着に惜敗した。

5月7日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のジュドーを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月12日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

11月18日、連闘で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（3戦1勝）。15頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。

12月9日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（4戦1勝）。18頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

4歳（2024年）

1月27日、中6週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（5戦1勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた9戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。