タマモブラウンタイ（2022年生、母タマモイヤリング）

Tamamo Brown Tie

2022.03.18

タマモブラウンタイ（2022年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+茶色のネクタイ」。毛色は鹿毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時19歳）と交配したタマモイヤリングが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は対馬 正。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

角田晃一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

10月20日、デビュー戦は角田大和騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。17頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大和騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のテーオーシュターデに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2025年）

5月25日、約6か月半の休み明けで迎えた3戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都芝1200m 曇/重）に出走。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

7月12日、中6週で迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は角田大和騎手（2戦1勝）。17頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に敗れた。

9月7日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

10月4日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1400m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で河原田菜々騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

11月22日、中6週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は角田大和騎手（3戦1勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が上がってしまい15着に敗れた。