ローレルランウェイ（2022年生、母ニシノシルエット）

ローレルランウェイ（2022年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+花道。クラブの中心となり花道を歩く姿を想像。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のエポカドーロ（当時7歳）と交配したニシノシルエットが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上欽哉。主な勝ち鞍は2025年の一般C2十四。

経歴

デビュー前

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

6月29日、デビュー戦は横山和生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

3歳（2025年）

3月23日、約9か月の休養明けで迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。17頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい17着に敗れた。

5月4日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山和生騎手（2戦0勝）。18頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを16番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず15着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた4戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。17頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

6月28日、中3週で迎えた5戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って12着に終わった。

8月30日、中8週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

10月7日、中4週で迎えた7戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、一般C2十八（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた8戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のアレクレアをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月4日、中1週で迎えた9戦目は、加藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、「第一回」伊藤さん誕生日記念特別編成（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、トウショウクラウドに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

11月17日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のブラボーキリシマに1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。