ヤマニンウルス（2020年生、母ヤマニンパピオネ）

Yamanin Ours

2020.05.21

ヤマニンウルス（2020年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+クマ(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時11歳）と交配したヤマニンパピオネが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は錦岡牧場。主な勝ち鞍は2022年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

斉藤崇史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

8月20日、デビュー戦は今村聖奈騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉ダート1700m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は536kg。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴライコウに約23馬身の大差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2023年）

4月23日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のマリアナトレンチに6馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月12日、約7か月の休み明けで馬体重を前走からさらに16kg増やして迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（京都ダート1900m 曇/稍重）に出走。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、強烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のシャンバラに3馬身半の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

4歳（2024年）

1月14日、中8週で迎えた4戦目は、4歳以上3勝クラスの雅ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦1勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて、最後は2着のバハルダールに1馬身1/4の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。