ホワイトマズル（1990年生、母Fair of the Furze）

ホワイトマズル（1990年3月21日）は、イギリスで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のダンシングブレーヴ（当時7歳）と交配したFair of the Furzeが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外16戦6勝。1993年のデルビーイタリアーノ(伊・G1)に勝利した他、1993年の凱旋門賞(仏・G1)で2着に入るなど、G1級競走1勝を含む重賞2勝を挙げた。

経歴

2歳（1992年）

9月18日、8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月1日、12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1993年）

4月6日、11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のBlue Grottoに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月21日、4頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のSoul Emperorに6馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

5月8日、6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のSpring to Actionに1馬身半の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

5月30日、3歳G1のデルビーイタリアーノ（イタリア・カパンネッレ芝2400m）に出走。G1級競走への出走は初となった。16頭立ての3番ゲートからスタート。最後は、2着のNeedle Gunに5馬身の差をつけてG1初挑戦初制覇を果たした。

6月19日、3頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のRight Winをクビ差制して怒涛の5連勝を決めた。

7月24日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオペラハウスから1馬身半差の2着となった。

8月17日、G1のインターナショナルステークス（イギリス・ヨーク芝2089m）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月3日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。23頭立ての17番人気で大外23番ゲートからスタート。最後は、勝ったアーバンシーからクビ差の2着となった。

11月28日、J.リード騎手を鞍上に迎えて、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して9番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に敗れた。

4歳（1994年）

6月3日、G1のコロネーションカップ（イギリス・エプソム芝2420m）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月23日、武豊騎手を鞍上に迎えて、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったKing's Theatreから1馬身1/4差の2着に敗北した。

8月28日、G2のドーヴィル大賞（フランス・ドーヴィル芝2500m）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のBright Moonに2馬身半の差をつけて重賞2勝目を挙げた。

10月2日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。20頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月16日、G1のロスマンズインターナショナル（カナダ・ウッドバインオールウェザー2414m）に出走。9頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。9着に敗れた。

11月5日、G1のブリーダーズカップ・ターフ（アメリカ合衆国・チャーチルダウンズ芝2414m）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。