ポッドルイージ（2014年生、母インプレッシヴ）

Pod Luigi

2014.02.09

ポッドルイージ（2014年2月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時19歳）と交配したインプレッシヴが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。2017年の東京ダービートライアルに勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

八木正喜厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2016年）

12月16日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は504kg。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

3歳（2017年）

1月4日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた2戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、ぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のベルカントバイオに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

1月30日、中3週で迎えた3戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のダムールベルンを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

2月28日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の雪柳特別（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のコスモグラブに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月12日、中9週で迎えた5戦目は、3歳オープンの東京ダービートライアル（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のアーチデュークに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月7日、中3週で迎えた6戦目は、3歳S1の東京ダービー（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で瀧川寿希也騎手（3戦3勝）。15頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず14着に敗れた。

8月3日、中7週で迎えた7戦目は、3歳戦の芙蓉賞（川崎ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で瀧川寿希也騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた8戦目は、みんなあつまれ2017杯（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で瀧川寿希也騎手（5戦3勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に敗れた。

4歳（2018年）

1月31日、約5か月半の休み明けで迎えた9戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、ロジータ追悼特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

2月28日、中3週で迎えた10戦目は、大師線をめぐるキャンペーン第2弾開催記念（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた11戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、桜月賞（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい13着に敗れた。

5月7日、中7週で迎えた12戦目は、ベンジャミン賞（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦1勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた13戦目は、小田原開府五百年記念特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（6戦3勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に終わった。