マコトニバン（1984年生、母シユウエイランサー）

Makoto Niban

1984.05.03

マコトニバン（1984年5月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のウエスタンウインド（当時10歳）と交配したシユウエイランサーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、中央平地10戦0勝。

経歴

デビュー前

吉永猛厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

12月7日、デビュー戦は岩元市三騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた2戦目は、久保敏文騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

3歳（1987年）

1月31日、中5週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は岩元市三騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

3月14日、中5週で迎えた4戦目は、伊藤稔騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 小雨/不良）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

3月28日、中1週で迎えた5戦目は、樋口弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で樋口弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

8月22日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

9月26日、中4週で迎えた8戦目は、上野清章騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

10月3日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野清章騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず13着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた10戦目は、吉永良人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/重）に出走。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。