モエルヒトミ（1998年生、母ホノオノオンナ）

Moeru Hitomi

1998.02.28

モエルヒトミ（1998年2月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のナスルエルアラブ（当時13歳）と交配したホノオノオンナが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）協和牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

安藤正敏厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

4月21日、デビュー戦は川島信二騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（福島芝1700m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は480kg。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

5月6日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未出走（福島芝1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川島信二騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、バイオレットビコーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

6月24日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で川島信二騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で川島信二騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったスターミーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

7月28日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で川島信二騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

8月18日、中2週で迎えた6戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のポートタイムに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2002年）

1月14日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は川島信二騎手（5戦0勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。