ニホンピロラグーナ（2020年生、母ニホンピロヴィータ）

ニホンピロラグーナ（2020年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+アメリカ、カリフォルニアのビーチ名」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時19歳）と交配したニホンピロヴィータが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は佐竹学。戦績は、中央平地7戦0勝、地方15戦1勝2着5回。主な勝ち鞍は2023年の一般C19。

経歴

デビュー前

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

10月30日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

12月24日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

3歳（2023年）

3月19日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

7月8日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

8月20日、中5週で迎えた7戦目は、河原田菜々騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。

10月3日、中5週で迎えた8戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では弾けるような伸びを見せたが、マレフィセントラヴに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月18日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、くおたん結婚おめでとう記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では物凄い伸び脚で猛追したが、勝ったハングリーゴーストに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月15日、中3週で迎えた10戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のロンスアンドロンスに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月1日、中1週で迎えた11戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、王滝渓谷特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた12戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

12月22日、連闘で迎えた13戦目は、一般C9（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

4歳（2024年）

1月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた15戦目は、一般C11（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

2月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で浅野皓大騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

2月15日、中1週で迎えた17戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月29日、中1週で迎えた18戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1500m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。

3月15日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、一般C5（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は浅野皓大騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったトウマに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3月29日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた20戦目は、一般C3（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったアトリーテソーロに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月12日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浅野皓大騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、抜け出したラグナキリアを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。