セイエイシュテルケ（2001年生、母エイシンディザイア）

セイエイシュテルケ（2001年5月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋強さ（独）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時13歳）と交配したエイシンディザイアが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は川端英幸。戦績は、中央平地1戦0勝、地方23戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年のしもつけ若駒 22歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川端英幸から「北海道8月市場サラブレッド1歳」と「北海道10月市場サラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

岩渕良三厩舎（足利）へ入厩。

2歳（2003年）

8月15日、デビュー戦は早川順一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のしもつけ若駒 22歳（宇都宮ダート800m 雨/不良）に出走。馬体重は407kg。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーライブに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月1日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（宇都宮ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフジノフミオーに4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

9月20日、中2週で迎えた3戦目は、2歳オープンのカンナステークス（中山芝1200m 外回り雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で早川順一騎手（2戦2勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に終わった。

10月21日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で早川順一騎手（3戦2勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた5戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の若駒賞（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月9日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、三上智也騎手を鞍上に迎えて、2歳（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞のかもしか賞（宇都宮ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で三上智也騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

3歳（2004年）

1月11日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦の紅梅特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三上智也騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で三上智也騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた10戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のTRチューリップ特別（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は三上智也騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた12戦目は、3歳地方重賞の北関東弥生賞（宇都宮ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三上智也騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

3月22日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（宇都宮ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で三上智也騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた14戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の北関東桜花賞（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた15戦目は、粂川京利騎手を鞍上に迎えて、3歳（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月5日、中0週で迎えた16戦目は、3歳（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で粂川京利騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた17戦目は、3歳地方重賞の太平記特別（宇都宮ダート1900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で粂川京利騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の北関東ダービー（宇都宮ダート2000m 晴/不良）に出走。鞍上は三上智也騎手（7戦0勝）。11頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月19日、中4週で迎えた19戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた20戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立ち、かなりのスローペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた21戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖野耕二騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、ポエットにクビ差交わされて2着となった。

9月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沖野耕二騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着を確保した。

10月6日、中1週で迎えた23戦目は、3歳（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で沖野耕二騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた24戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で沖野耕二騎手（5戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。