エリンバーレ（2002年生、母スパクラル）

エリンバーレ（2002年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「海外ゴルフコース名（南アフリカ）」。毛色は栗毛。種牡馬のミラクルアドマイヤ（当時7歳）と交配したスパクラルが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）チャンピオンズファーム。戦績は、中央平地8戦0勝。

経歴

デビュー前

笹倉武久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

7月11日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

8月21日、中5週で迎えた2戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1500m 曇/重）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく8着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた4戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

3歳（2005年）

8月6日、約10か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

8月27日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

9月25日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

10月1日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた8戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。