キクノロッサ（2007年生、母ラッキーリバー）

キクノロッサ（2007年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋バラ（西）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時9歳）と交配したラッキーリバーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川啓一。戦績は、中央平地5戦0勝、地方8戦1勝。主な勝ち鞍は2010年の一般C2十三。

経歴

デビュー前

北出成人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

1月24日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

4月18日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

7月10日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では伸びを欠き16着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた5戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は失速してしまい14着に終わった。

9月18日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

9月25日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

10月2日、連闘で迎えた8戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

10月10日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

10月16日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトウカイミラクルを半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

10月23日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原辰徳騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菅原辰徳騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

11月6日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で菅原辰徳騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。