ヴァリッド（2019年生、母ラリーズン）

経歴

デビュー前

3歳（2022年）

2月6日、デビュー戦は団野大成騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1600m 曇/稍重）に出走。馬体重は428kg。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、ゼッフィーロに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

3月5日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で団野大成騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

5月28日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

7月12日、中5週で迎えた4戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアメジスト賞（盛岡芝1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた5戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西塚洸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

2022年8月17日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月15日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のメイショウカイコウに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月30日、中1週で迎えた8戦目は、陽月賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のエオウィンに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

12月2日、中4週で迎えた9戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた10戦目は、風花賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（2戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、勝ったブラックアリエスに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2023年）

1月3日、中1週で迎えた11戦目は、笑門来福賞（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフォアラドゥングに3馬身の差をつけて制した。

2月12日、中5週で迎えた12戦目は、下萌賞（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（4戦3勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったビレッジシングルに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

2月26日、中1週で迎えた13戦目は、飯塚オートは「GⅡオーバルチャンピオンカップ」（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るブルーモンターニュを鮮烈な末脚で半馬身差し切ってファンの支持に応えた。

8月26日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた14戦目は、長崎街道中原宿特選（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた15戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、長崎街道神埼宿特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。

10月8日、中2週で迎えた16戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、長崎街道境原宿特選（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた17戦目は、東京トゥインクルファンファーレ賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（7戦4勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5歳（2024年）

3月8日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた18戦目は、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（8戦4勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

3月23日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた19戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた20戦目は、鎮月賞（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（9戦4勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた21戦目は、益子夏季賞（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（10戦4勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。