レッドアワード（2003年生、母Awwaliya）

経歴

デビュー前

広尾サラブレッド倶楽部にて総額5,460万円（10.92万×500口）で一口馬主が募集された。

2歳（2005年）

11月26日、デビュー戦はK.デザーモ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったエフセイコーにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

12月11日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でK.デザーモ騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて16番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

3歳（2006年）

1月9日、中3週で迎えた3戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

2月4日、中3週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のパワーコレクターに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳500万下の水仙賞（中山芝2200m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦1勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月30日、中8週で迎えた6戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい15着に敗れた。

5歳（2008年）

2月9日、約21か月半の休み明けで迎えた7戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

3月9日、中3週で迎えた8戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい15着に敗れた。

11月22日、約8か月半の休み明けで迎えた9戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて15着に終わった。

6歳（2009年）

3月21日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の熊野特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

4月19日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、4歳以上500万下の米沢特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。