ミルキーマイスター（1997年生、母ダーリングスキー）

ミルキーマイスター（1997年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトニービン（当時14歳）と交配したダーリングスキーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）嶋田牧場。戦績は、中央平地30戦0勝2着2回、地方10戦1勝。主な勝ち鞍は2002年のアマリリス特別(一般A B)。

経歴

デビュー前

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

1月8日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は416kg。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた2戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

7月1日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で嶋田高宏騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

8月6日、中2週で迎えた5戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

8月13日、連闘で迎えた6戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2000m 雨/稍重）に出走。18頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では電光石火の末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月3日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

9月30日、中3週で迎えた8戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。最後は失速してしまい13着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた9戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったエーピーリュウエンにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

10月28日、連闘で迎えた10戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で嘉藤貴行騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

4歳（2001年）

7月28日、約8か月半の休養明けで迎えた12戦目は、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で嘉藤貴行騎手（3戦0勝）。17頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上500万下の万代特別（新潟芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で嘉藤貴行騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

10月7日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、3歳以上500万下の三国特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下の会津特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（5戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

11月10日、連闘で迎えた16戦目は、3歳以上500万下の摺上特別（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嘉藤貴行騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

11月25日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下の揖斐川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（4戦0勝）。15頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったファイヤーボールに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

5歳（2002年）

1月26日、中8週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

2月2日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（小倉芝2600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で嶋田高宏騎手（6戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた20戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート2300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた21戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の金山特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に敗れた。

6月16日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、徳江涼騎手を鞍上に迎えて、水無月特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。4着を確保した。

7月21日、中4週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた23戦目は、アマリリス特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳江涼騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のニッポーブゼンに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月18日、中3週で迎えた24戦目は、藤塚聡子騎手を鞍上に迎えて、赤城山特別（高崎ダート1500m 雨/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月5日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

11月3日、中3週で迎えた26戦目は、3歳以上500万下の霊山特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（7戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

11月16日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上500万下の伊達特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（8戦0勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

12月21日、中4週で迎えた28戦目は、3歳以上500万下の揖斐川特別（中京芝2500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で嶋田高宏騎手（9戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

6歳（2003年）

1月5日、中1週で迎えた29戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート2400m 曇/重）に出走。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた30戦目は、フレンドリーステッキ特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

3月23日、中8週で迎えた31戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の金山特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（10戦0勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上500万下（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

7月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた34戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

12月9日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から19kg戻して迎えた35戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた36戦目は、3歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

7歳（2004年）

1月3日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C2-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹村達也騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

1月14日、中1週で迎えた38戦目は、三野孝徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた39戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず11着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上C2-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は三野孝徳騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。