ギャラントシービー（1990年生、母ギヤラントミシー）

ギャラントシービー（1990年5月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミスターシービー（当時10歳）と交配したギヤラントミシーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

松永勇厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1993年）

3月6日、デビュー戦は浜野谷憲尚騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、伸びてきたダイカツモミジ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

4月11日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で浜野谷憲尚騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて、最後は2着のミスアーリーをアタマ差振り切って初白星を挙げた。

5月8日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で浜野谷憲尚騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって8着に終わった。

6月6日、中3週で迎えた5戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で浜野谷憲尚騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた6戦目は、4歳500万下（福島芝1700m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は6戦連続で浜野谷憲尚騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に終わった。