サッサイア（2003年生、母スリーエフ）

サッサイア（2003年3月17日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「石の道（伊）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時18歳）と交配したスリーエフが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）石川牧場。戦績は、中央平地10戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

3月19日、デビュー戦は服部剛史騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は424kg。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦し、5着を確保した。

5月14日、中7週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で服部剛史騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

6月25日、中5週で迎えた3戦目は、塚田祥雄騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のセクシークィーンに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月5日、中5週で迎えた4戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

4歳（2007年）

2月10日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は塚田祥雄騎手（1戦1勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい8着に終わった。

4月8日、中7週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は服部剛史騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた7戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り雨/重）に出走。鞍上は服部剛史騎手（3戦0勝）。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

9月30日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

10月20日、中2週で迎えた10戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。