ハヤブサジェット（2020年生、母エメンタールベルン）

経歴

デビュー前

2歳（2022年）

10月23日、デビュー戦は石川裕紀人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、キョウエイブリッサに交わされて2馬身差の2着となった。

3歳（2023年）

5月6日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川裕紀人騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のクリノアルバトロスに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月3日、中3週で迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で石川裕紀人騎手（2戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はタレてしまい16着に敗れた。

4歳（2024年）

2月4日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川裕紀人騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したエスパダアスールを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月25日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石川裕紀人騎手（4戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、別次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のオンマガトオルに2馬身半の差をつけてファンの期待に応えた。

4月13日、中6週で迎えた6戦目は、4歳以上2勝クラスの袖ケ浦特別（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で石川裕紀人騎手（5戦2勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。端をきり、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のドンレパルスに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月2日、中6週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのJRAウルトラプレミアムタイキシャトルカップ（東京ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で石川裕紀人騎手（6戦3勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に敗れた。

8月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、3歳以上3勝クラスの上越ステークス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は8戦連続で石川裕紀人騎手（7戦3勝）。15頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

9月29日、中5週で迎えた9戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの外房ステークス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に敗れた。