ドンアレス（2021年生、母アンソニカ）

Don Ares

2021.02.13

ドンアレス（2021年2月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+ギリシャ神話の軍の神」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルスティール（当時9歳）と交配したアンソニカが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者は市川牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、市川牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月23日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したニシノフィアンスにクビ差届かず2着となった。

3歳（2024年）

1月14日、中2週で迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のクイーンズワーフに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

2月24日、中5週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラスの水仙賞（中山芝2200m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい6着に終わった。

7月14日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラスの臥牛山特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた5戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

8月11日、連闘で迎えた6戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。