イシャリョウ（2006年生、母ファンドリツバサ）

イシャリョウ（2006年3月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「慰謝料」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時8歳）と交配したファンドリツバサが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）出羽牧場。戦績は、地方9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2010年の一般C2十八。

経歴

デビュー前

当歳のとき、出羽牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

渡辺薫厩舎（船橋）へ入厩。

4歳（2010年）

1月15日、デビュー戦は林幻騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は440kg。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月18日、中4週で迎えた2戦目は、4歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

3月9日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で林幻騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で林幻騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

4月17日、中1週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた5戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2二十（水沢ダート1300m 小雪/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったグレイトモーメントにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

4月24日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

5月2日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るフリーアディションを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

5月10日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で南郷家全騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

5月17日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で南郷家全騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。