スガヒスイ（1989年生、母ミヤギジョオウ）

Suga Hisui

1989.04.04

スガヒスイ（1989年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のスガノホマレ（当時20歳）と交配したミヤギジョオウが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は澤田 嘉隆。戦績は、中央平地7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年の勿来特別(500万下 牝)。

経歴

デビュー前

荒木静雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1992年）

5月16日、デビュー戦は関口睦介騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。馬体重は460kg。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた2戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

7月4日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、4着に入り込んだ。

8月16日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したグランドタイテイを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

9月13日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田村正光騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のダイナミックアクトに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

10月11日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の勿来特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田村正光騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のマミーミッテルを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。