ソウシュラリクリ（2018年生、母アラドヴァル）

ソウシュラリクリ（2018年2月13日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「輝く美しい槍を持ち、際立ち勇ましく戦う軍神をイメージ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時11歳）と交配したアラドヴァルが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2024年の4歳以上C3三。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、村田能光によって7,128万円で落札された。

和田勇介厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

12月6日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に敗れた。

3歳（2021年）

1月31日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/重）に出走。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

2月21日、中2週で迎えた3戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

3月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は大野拓弥騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

5月1日、中6週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では電光石火の末脚を発揮し、3着に入った。

5月16日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート2100m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で大野拓弥騎手（3戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では閃光のような末脚を発揮したが、4着に終わった。

6月12日、中3週で迎えた7戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月14日、中8週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

10月8日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた9戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、マーガレット賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

11月16日、中3週で迎えた11戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

4歳（2022年）

3月3日、約3か月半の休養明けで迎えた12戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた13戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したマオノヴァイザーを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

4月7日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C3（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月11日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったエイシンフォーランに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2023年）

1月17日、約8か月の休み明けで迎えた18戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3三（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C3四（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったメイショウハルカスに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月23日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上C3三（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（6戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、伸びてきたウインレヴェランス決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

3月15日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C3三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に敗れた。

8月2日、約4か月半の休養明けで迎えた22戦目は、大山龍太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったベアメイフェザーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

8月17日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田中学騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

6歳（2024年）

2月29日、約6か月半の休み明けで迎えた24戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3三（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のメイレーヴをアタマ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

3月26日、中3週で迎えた25戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

4月16日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は竹村達也騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。