エイシンツルカメ（1985年生、母スプリーム）

エイシンツルカメ（1985年5月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時13歳）と交配したスプリームが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）猪野毛牧場。戦績は、中央平地4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

宇田明彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

3月27日、デビュー戦は南井克巳騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

4月3日、連闘で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったタニノセブンツーにねじ伏せられて7馬身差の2着に敗北した。

4月24日、中2週で迎えた3戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は南井克巳騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るビクトリアラッキーをアタマ差だけ差し切って未勝利戦を制した。